愛媛県松山市で婚活を考えている方に向けてこの記事を書いています。私は松山市で結婚相談所を運営し、30代・40代を中心にサポートしてきました。今回は、松山エリアで婚活を始めるときのポイントと、相談所の選び方について詳しく解説します。

目次

• ○  
• ○  Step1：同棲前に必ず話し合うべきこと
• ○  Step2：同棲にかかる費用の目安
• ○  Step3：生活リズムと価値観を擦り合わせる
• ○  Step4：結婚へ進むために必要な合意ポイント
• ○  Step5：親への挨拶と結婚準備
• ○  まとめ：同棲は結婚への大きなチャンス

「同棲してみて相手のことをもっと知ってから結婚したい」と考える30〜40代の方はとても多いです。同棲は、日常生活の相性や金銭感覚、将来の価値観をリアルに確かめられる良い機会。ただし、なんとなく同棲を始めてしまうと、結婚に進まないまま時間だけが過ぎ、関係が曖昧になってしまうケースもあります。

結婚相談所でたくさんのカップルを見てきた立場からお伝えしますが、
同棲には「始め方」と「話し合うべきポイント」があります。
これらを押さえれば、同棲は結婚へのプラスに働きます。

ここでは、同棲から結婚に進むための流れ・準備・費用の目安・親への挨拶・入籍までのステップをわかりやすく解説します。

Step1：同棲前に必ず話し合うべきこと

同棲は「お試し同棲」でなく、将来を見据えた前向きなステップにすることが大切です。
そのために、以下の項目は事前に話し合っておきましょう。

生活費の負担割合（家賃・食費・日用品費など）

家事の分担（料理・掃除・洗濯など）

お金の管理方法（貯金はどのようにするか）

将来の結婚に対するタイミングと考え方

中でも特に重要なのが、
「結婚のタイミングと見通しを共有すること」
です。

「いつか結婚できたらいいな」では、同棲が長期化しやすく、「事実婚のような状態」になりやすいからです。

Step2：同棲にかかる費用の目安

同棲を始める際にかかる初期費用は、地域や物件によって大きく違いますが、目安としては以下の通りです。

初期費用（初月）

敷金礼金・仲介手数料など：15万円〜40万円

家具家電の購入：5万円〜20万円（すでにある場合は軽減）

引っ越し費用：3万円〜12万円

合計：約23万円〜72万円

同棲は思ったより費用がかかります。
だからこそ、
最初に「何を買い足すか」より「何を共有するか」を決める
ことが重要です。

最近は、SNSで「ミニマリスト同棲」「シェア家具リスト」が話題になっており、必要な物を最低限にする同棲スタイルが主流になっています。

Step3：生活リズムと価値観を擦り合わせる

実際に同棲を始めると、以下のような違いが見えてきます。

食事のスタイル → 自炊派か外食派か

掃除の頻度 → 週1で十分か毎日したいか

お金の使い方 → 消費に重きを置くか貯蓄優先か

休日の過ごし方 → インドア派かアウトドア派か

ここで大切なのは、
相手を変えようとしないこと
です。

「歩み寄りができる部分」と「個性として尊重する部分」を見極めることが、結婚生活を続ける上でも非常に重要です。

Step4：結婚へ進むために必要な合意ポイント

では、同棲から結婚へ進むために、最終的にどんな合意が必要か？

以下のポイントをクリアできれば、結婚準備へスムーズに進めます。

将来のライフプランが共有できている

収入・貯金状況を正直に話せる

親への挨拶のタイミングについて合意している

「この人となら生活を続けたい」という実感がある

特に、
収入と貯金をオープンにできる関係
は、夫婦生活における信頼関係の基盤です。

Step5：親への挨拶と結婚準備

同棲から結婚へ進む際、多くの方が心配するのが「親への挨拶のタイミング」です。

結婚相談所の目線でおすすめの流れは…

同棲が軌道に乗ってから挨拶する

「将来を考えてお付き合いしています」と誠意を伝える

具体的な結婚の時期については無理に決めすぎない

最近は、
「同棲→親挨拶→入籍」
という順番が一般的ですが、親世代は「先に挨拶をしてほしい」と思うこともあります。

そのため、
相手の親の価値観を尊重することが大切
です。

まとめ：同棲は結婚への大きなチャンス

同棲は、相手のことをより深く知れる反面、流されやすいステップでもあります。

だからこそ、

・同棲前の話し合い
・生活とお金のルールの設定
・「結婚する」ための期限と見通し

この3つが同棲成功の鍵です。

もしあなたが同棲を「結婚に繋がる時間」にしたいのであれば、
今日からでもパートナーと未来について少し話してみてください。

同棲はゴールではなく、
“結婚への準備期間”
です。