「自分に婚活は向いてないかも…」そう感じている人ほど、実は大きなチャンスがあります。大切なのは“自信を持つこと”よりも、“一歩踏み出す勇気”を持つこと。恋愛経験が少なくても、うまく話せなくても大丈夫。あなたらしさを活かした婚活の始め方を、アドバイザー目線でやさしく解説します。

目次

• ○  はじめに：婚活に“向き・不向き”なんて本当はない
• ○  Step1：まず「自信をつけよう」と思わないこと
• ○  Step2：「向いてない」と感じる理由を見つめてみる
• ○  Step3：情報過多の時代こそ、“比較”を手放す勇気を
• ○  今の時代だからこそ、“リアルな出会い”を大事に
• ○  Step5：自分を責めない。“うまくいかない時期”も成長の一部
• ○  まとめ：婚活は「自信をつける場」ではなく「自信を見つける場」

はじめに：婚活に“向き・不向き”なんて本当はない

「婚活、なんか私には向いてない気がする」
「うまくいく人って、特別な魅力がある人でしょ？」

そんな声を、結婚相談所で本当によく耳にします。
でも、実際に成婚している方の多くは、最初から自信満々だったわけではありません。
むしろ、「自分なんて…」と感じながらも、小さな一歩を踏み出した人たちなのです。

婚活に“才能”や“センス”は関係ありません。
必要なのは、「自分を信じる力」と「正しい方向性」で動くこと。
今日は、婚活に自信が持てない人ほど知ってほしい、最初の一歩の踏み出し方をお伝えします。

Step1：まず「自信をつけよう」と思わないこと

多くの人が最初にやってしまうのが、“自信をつけよう”とすることです。
ですが、実はこの考え方が婚活のハードルを上げてしまう原因でもあります。

たとえば、最近SNSで話題の「自己肯定感ブーム」。
「自分をもっと好きになろう」「自分を信じよう」といったメッセージは素敵ですが、完璧に自信を持つ人なんていません。
婚活の現場で大切なのは、「自信がなくても行動する力」です。

心理学の研究でも、“行動が自信を生む”という結果が出ています。
つまり、「やってみたら意外と大丈夫だった」が自信につながるのです。

最初のうちは、
「プロフィールを少し書き直してみよう」
「写真を撮り直してみよう」
そんな“できそうなこと”から始めてOK。
小さな成功体験を積み重ねるうちに、自然と心が前向きになっていきます。

Step2：「向いてない」と感じる理由を見つめてみる

婚活に“向いていない”と感じるとき、その裏には必ず「何かしらの思い込み」が隠れています。

・恋愛経験が少ないから、話が続かないかも

・外見に自信がないから、好かれないかも

・年齢的に、もう遅いかもしれない

これらはすべて、“自分が決めつけているイメージ”です。
実際、30代・40代で成婚した方々の多くも、同じような悩みを抱えていました。

たとえば、ある女性会員さん（38歳）は、
「私は話が苦手だから、うまくいかない」と思っていました。
でも、実際にお見合いをしてみると、相手の男性からは「話しやすい」「落ち着く」と言われたんです。

つまり、“短所だと思っていた部分”が、“長所”に変わることもあるんです。
婚活で大切なのは、「欠点を直すこと」ではなく、「自分の個性をどう活かすか」。

Step3：情報過多の時代こそ、“比較”を手放す勇気を

今は、SNSやYouTubeで婚活情報があふれています。
「これをすればモテる」「結婚できる人の共通点」など、見れば見るほど焦る人も多いのではないでしょうか。

でも、婚活には“正解”はありません。
今トレンドの「リアル婚活」や「ナチュラル婚活」でも、
“飾らない自分”で出会うことが重視されています。

情報を集めすぎて動けなくなるよりも、
「自分がどうしたいか」にフォーカスすることが大切です。

たとえば、

・家族のように穏やかに過ごせる相手がいい

・一緒に笑い合える時間を大切にしたい
そんな“心の軸”を持つことが、婚活の迷子にならないコツです。

今の時代だからこそ、“リアルな出会い”を大事に

アプリ婚活やマッチングサイトも便利ですが、
最近は「結婚相談所のリアルなサポート」を求める人が増えています。

理由はシンプル。
AIやアルゴリズムでは、人の“温度”までは伝わらないからです。

実際に会って話すことで、「この人となら穏やかに過ごせそう」と感じる瞬間が生まれます。
そして、そうしたリアルな出会いの積み重ねこそが、本当の自信を育てていくのです。

結婚相談所では、プロフィール写真の撮り方や会話のコツ、LINEの返信まで、丁寧にアドバイスします。
誰かと一緒に進める安心感が、自信のなかったあなたを自然と変えていきます。

Step5：自分を責めない。“うまくいかない時期”も成長の一部

婚活は、「努力＝すぐ成果」ではありません。
出会いがあっても、すぐに結果につながらないこともあります。
でも、それは“失敗”ではなく“経験”です。

心理学者のアルバート・バンデューラは、「自己効力感（できる感覚）」は挑戦と失敗を繰り返す中で育つ、と言っています。
つまり、うまくいかない時期こそ、自信の“土台”を作る時間なんです。

婚活に疲れた時は、少し休んでも大丈夫。
マインドフルネス（“今この瞬間”に意識を向ける考え方）を取り入れて、
「今日できたこと」を振り返るだけでも気持ちはリセットできます。

まとめ：婚活は「自信をつける場」ではなく「自信を見つける場」

婚活に自信がない人ほど、実は可能性を秘めています。
なぜなら、自分の心と真剣に向き合える人は、相手を思いやる力が強いからです。

あなたに必要なのは、“完璧な準備”ではなく、“小さな行動”。
その一歩が、やがて「私にもできる」という確信につながります。

もし今、「婚活に向いていないかも」と感じているなら、
それはまだ“本当の婚活”を始めていないだけ。

焦らず、自分のペースで。
あなたらしい婚活のスタートを、今日ここから切ってみませんか？