要注意!婚活デートで見逃せない「結婚向きな人」の見極め方

「優しい」「話しやすい」だけじゃ将来は決められない。婚活デートでは、相手の本質や将来性を見抜く“視点”が必要です。このブログでは、結婚後に後悔しないために押さえておきたいチェックポイントや、見逃しがちなサインをわかりやすく解説。短い時間でも“結婚向きな人”を見極めるコツがきっと見つかります。
目次
- ○ はじめに:結婚向きかどうかはデートで見抜ける
- ○ 1. 言動に一貫性があるか
- ○ 2. 話題に「他者への敬意」がにじみ出ているか
- ○ 3. 将来の話を自然にできる雰囲気があるか
- ○ 4. 感情のコントロールができているか
- ○ 5. 話を聞く姿勢に誠実さがあるか
- ○ まとめ:理想を追うより、見極める目を養う
はじめに:結婚向きかどうかはデートで見抜ける
婚活をしていると、「優しい」「会話が楽しい」「見た目がタイプ」といった一時的な好印象に心が揺れがちです。でも、結婚は日常の積み重ね。見た目や話しやすさ以上に、「この人と一緒に生活していけるか?」という視点で相手を見極めることが、長続きする関係を築くうえで何よりも大切です。
特に初期のデートでは、相手がどれだけ「結婚に向いているか」「誠実か」「将来を見据えて考えられる人か」が見える重要なタイミング。今回は、婚活アドバイザーとしての経験から、婚活デートで見逃したくない“結婚向きな人”の特徴とチェックポイントをご紹介します。
1. 言動に一貫性があるか
初回デートからチェックしてほしいのが、**「言っていることとやっていることが一致しているか」**という点です。
たとえば、「家庭を大切にしたい」と言いながら、平気で人を待たせたり、約束の時間に遅れたり、スマホばかり見ていたりする人は要注意。言葉と行動が一致しない人は、将来にわたって信頼関係を築くのが難しくなります。
心理学でも、人は言動に矛盾がある状態にストレスを感じるとされていますが、そもそもその矛盾に無自覚な人は要注意。誠実な人は、言動に一貫性があります。
2. 話題に「他者への敬意」がにじみ出ているか
食事中や会話の中で、店員さんへの態度や、過去の恋人・家族への話し方にも注目してみましょう。
・店員に対して横柄な態度を取る
・元恋人の悪口ばかりを言う
・「親がうるさくて…」など家族を否定的に語る
こうした言動は、相手へのリスペクトの欠如を表しています。
結婚とは、価値観が異なる人同士が一緒に暮らすこと。常に自分の視点ばかりで判断しがちな人は、衝突が絶えないパートナーになる可能性が高いです。
一方、他者を敬う言葉や態度が自然に出る人は、思いやりや柔軟性のある人。長期的な関係に向いている資質の一つです。
3. 将来の話を自然にできる雰囲気があるか
2~3回目のデートで確認したいのは、「将来を見据えた話題を共有できる空気感があるか」ということ。
たとえば、
・「どんな家庭を築きたい?」
・「理想の働き方ってある?」
・「地元に戻る可能性ってある?」
といった話題をしたときに、「重い」と避けるような態度を取る人は、そもそも結婚に対する本気度が低い場合があります。
実際、結婚相談所の成婚者のうち約80%が、交際初期に“結婚観の共有”を行っていたというデータ(IBJ成婚白書2023)もあり、将来を話し合える関係性は、真剣交際に発展するうえで欠かせない要素です。
4. 感情のコントロールができているか
長い人生を共に過ごす上で、感情の波をどう扱うかは非常に重要です。
・急に不機嫌になる
・ちょっとしたことですぐに怒る
・自分の感情を言葉にできず、黙り込む
このような傾向がある人との結婚生活は、些細なことで衝突が絶えず、精神的に疲弊しやすくなります。
対して、感情が高ぶったときにも落ち着いて対応できる人は、自己制御力(self-control)が高く、結婚後も安定したパートナーシップを築ける可能性が高いです。
また、ハーバード大学の研究でも、夫婦間のストレス管理能力が、離婚率に大きな影響を与えることが明らかになっています。
5. 話を聞く姿勢に誠実さがあるか
恋愛初期では、自分をよく見せようと話しすぎてしまう人も多いですが、「どれだけ話すか」より「どれだけ聞けるか」が結婚向きのポイントです。
話の途中でスマホを見る、遮って話す、関心がなさそうにうなずくだけ——そんな態度は要注意。
一方で、
質問に対して丁寧に受け止める
相手の話を覚えている
共感を示す
といった対応ができる人は、結婚後の“対話の質”が高くなる傾向があります。
エビデンスとして、米国の心理学者ジョン・ゴットマン博士の研究でも、「夫婦関係が長続きする秘訣は“日常会話での関心と共感”にある」と報告されています。
まとめ:理想を追うより、見極める目を養う
婚活において「理想の条件」を持つことは悪いことではありませんが、表面的な魅力だけで判断してしまうと、結婚後に大きなギャップに直面することになります。
むしろ重要なのは、「この人と長く一緒にいてもストレスを感じず、自分らしくいられるかどうか」。
そしてそれは、初期のデートでのちょっとした言動の中にすでに表れています。
・婚活デートでは、
・言動の一貫性
・他者への敬意
・将来の話題への反応
・感情コントロール力
・傾聴の姿勢
これらを冷静に観察してみてください。恋愛感情に流される前に、パートナーとしてふさわしいかどうかを見極める「目」を養うことが、納得のいく結婚への近道です。