「ガチすぎる結婚願望は重たく見えるかも…」そんな不安を抱えるあなたへ。自然体で“いつか結婚したい”気持ちを伝えるコツを紹介します。

目次

• ○  【第1ブロック】結婚願望が“重く見える”のはなぜか？
• ○  【第2ブロック】心理学に基づく“軽やかな伝え方”とは
• ○  【第3ブロック】重く見えるNG表現と改善例
• ○  【第4ブロック】「軽やかな結婚願望」が伝わる人の特徴とは
• ○  【まとめ】

【第1ブロック】結婚願望が“重く見える”のはなぜか？

婚活プロフィールに「結婚願望」を書くのは当然のことです。しかし、その書き方次第では“重たい”と感じさせてしまうケースがあります。
実際、2023年にマッチングアプリ大学が20〜40代の男女600人を対象に行った調査によると、異性のプロフィールに「すぐに結婚したい」と書かれていると約48%が「やや重く感じる」と回答しました。

婚活は真剣な活動である一方で、初対面の段階ではまだお互いの人柄も分かっていない状態です。そこに「いつ結婚するか」という強い期限感やプレッシャーを感じさせる表現があると、相手は「急かされるかもしれない」と不安になってしまいます。

だからといって、結婚したい気持ちを隠す必要はありません。大切なのは「伝え方」です。結婚への思いを誠実に伝えつつも、相手の気持ちやペースも尊重しているという姿勢を、文章から感じ取れるようにするのがポイントです。

【第2ブロック】心理学に基づく“軽やかな伝え方”とは

では、どのようにすれば「重たく見えない結婚願望」が伝えられるのでしょうか？
答えは『アサーティブ・コミュニケーション』にあります。

アサーティブとは、「自分の気持ちを率直に伝えつつ、相手の立場や感情も尊重する」というコミュニケーションスタイル。心理学者トマス・ゴードンの理論でも提唱されており、婚活の現場でもこの考え方は非常に有効です。

例えば以下のような表現が有効です。

「お互いのことをしっかり知り合った上で、自然な流れで結婚を考えていけたら嬉しいです。」

この一文には、「結婚を考えている」という意思表示がありつつ、「すぐに」「絶対に」などの強い言葉を避け、相手にも選択の自由があるという余白を残しています。

このように、「自分の理想を押しつけずに伝える」ことで、読み手にプレッシャーを与えずに誠実な印象を与えることができます。

【第3ブロック】重く見えるNG表現と改善例

婚活アドバイザーとして日々プロフィール添削をしている中で、真面目な人ほど「強すぎる言い回し」をしてしまいがちです。以下に、よくある“重く見えやすい表現”と、その改善案をいくつかご紹介します。

NG表現
「1年以内に絶対に結婚したい」
「結婚を前提にしか付き合いません」
「結婚相手を探しています」
改善案
「良いご縁があれば、1年以内の結婚も視野に入れています」
「真剣なお付き合いを通して、将来的に結婚を考えられる方と出会いたいです」
「価値観の合う方と出会って、将来的に家庭を築けたらと考えています」

ポイントは、断定や強制のニュアンスを避けることと、〜したい、よりも〜できたら嬉しいという柔らかな願望表現を使うことです。
このような微調整で、相手に与える印象は大きく変わります。

【第4ブロック】「軽やかな結婚願望」が伝わる人の特徴とは

実際に婚活で良いご縁を引き寄せている方々には、ある共通点があります。それは、結婚への意思はあるけれど“焦っていない”ように見えることです。

たとえば以下のような文章があると、軽やかさと誠実さを両立できます。

「大切に関係を築いていける方と、ゆくゆくは温かい家庭を持てたら素敵だなと思っています。」

この文には、相手との関係性を重視する姿勢と、将来に対する前向きな気持ちが込められています。
婚活においては、「相手のことを知ってから結婚を考えたい」と思っている人が多いため、焦らずに歩み寄ってくれる人に自然と安心感を抱くのです。

また、男女問わず、軽やかに結婚願望を伝える人は、日常の幸せにも目を向けている傾向があります。
「一緒にごはんを食べたり、笑い合ったり、そんな日常を楽しめる関係が理想です」
という一文があるだけで、その人の価値観や人柄がより魅力的に伝わります。

【まとめ】

婚活プロフィールにおいて、「結婚願望」は書き方ひとつで大きく印象が変わります。
重要なのは、押しつけがましくなく、それでいて誠実に思いを伝えること。

重くならないためのポイントは以下の3つ

・未来志向＋柔らかい言葉で表現する

・相手のペースも大切にする意思を示す

・共感や日常的な価値観も添える

「結婚したい」と思っているのに、それを表現しないのはもったいない。
言葉を少し工夫するだけで、あなたの真剣さも自然体の魅力も、しっかり伝わるプロフィールになります。