目次

• ○  婚姻率の推移
• ○  一人目の子供出産が20代でなく30代へ
• ○  男女の収入格差の減少
• ○  核心に迫る未婚化について
• ○  まとめ

婚姻率の推移

まず初めに、平均初婚年齢ですが親世代ですと男性が28.5歳で女性が25.5歳です。
これだけ聞いても若くして結婚する人が多かったんだと思いますよね。
2015年では男性が31.1歳で女性が29.4歳となっています。
男性は30歳を超えていますし、女性もほぼ30歳という結果ですが、皆さんはご存じでしたでしょうか？
親世代からすると、30にもなって結婚できてないなんてこの子はきっと将来は独身で過ごすんだ！！といった感じで思われますし、もちろん直接言ってくる親御様もいるのではないでしょうか？

しかし、現在の男女は「えっ！何言ってんの？まだまだ周りに独身沢山いるし！」といった感じで、親世代とのギャップに戸惑ってしまいますよね。

余談ですが、親世代には女性はクリスマスケーキという表現をされていたこともあります。
えっ！なんかカワイイ～！そんな感じで受け止めてしまうかもしれませんが、これは、12月25日を過ぎるとケーキは全く売れなくなるという皮肉です。

ひどい話ですよね。

一人目の子供出産が20代でなく30代へ

親世代の第一子の出産平均年齢は26.7歳だったのに対し、2015年以降は30.7歳と30歳を超えて出産するのは当たり前の時代になっています。
しかも、親世代には35歳～39歳までに出産していたのは6.5％に対し、2017年以降では、同じ年代で22.9％と約３倍になっています。
親世代では15人に一人だった30半ばすぎての出産が今では、４人に1人という割合になっています。
これも親世代と現在の大きな違いの一つです。
さらに40歳を過ぎて出産した人になると、親世代では0.6％だったのに対し、5.5％もいるという結果もございます。

私が過去にサポートして結婚した方の中にも40歳を過ぎて出産された方は多くいらっしゃいます。

このような結果から、親世代は「20代で子供を産むのが普通だ。」という考えの人が多いので、20代のご子息様に、早く子供産みなさい！と言いがちなのですが、実際は、そんなに焦る必要性はないという事ですね。

男女の収入格差の減少

これは、女性の高学歴化が大きな要因です。
親世代ですと、四年制大学に進学する割合が14.7％だったのに対し、現在では45.6％とこれも約3倍になっています。

ここで初めにお話した女性の平均初婚年齢ですが、４歳上がっているのにも合点がいくのではないでしょうか？

単純に高卒で社会に出ていた割合が多かった親世代に比べ、現在は大学へ進学する人が増えたため、必然と４年結婚が遅くなるという考え方ですね。

そして、学歴が男女で差がなくなってきたため、収入格差もなくなっています。
親世代では、収入が高い男性に魅力を感じていた女性も現在では、自分の仕事を辞めたくないから（安定した収入があるため）転勤や、共働きに理解がある人を探す女性が増えてきました。

親世代は、フルタイムで女性が働いていると、なんで旦那の稼ぎが少ないんだ？！とか、何のために貴方は結婚したのなどと言ってしまう親御さんがいまだにいるようですが、現在の日本で共働きをしている夫婦の割合は、70％近くの夫婦が共働きだという結果も出ています。

核心に迫る未婚化について

生涯未婚率からお話しますと、親世代で、男性38人に1人の割合、女性22人に1人の割合です。
それに対し現在では、男性４人に1人、女性7人に1人の割合です。
これを聞いて、なんだ独身多いんだったら自分も独身でいいや！って考えにはならないでくださいね。

むしろ、いくつになっても結婚のチャンスはあるという風に思っていただきたい。

ここで、なぜ現在は親世代に比べて未婚率が増えたのかですが、もちろん様々な要因はございます。

その中の一つに、ハラスメント問題が大きく関係してきていると私は考えています。それについては次回の動画でお話していきます。

単純に男性が女性にこえを掛けるチャンスが減ってしまった事です。

だからこそ、世の中の男女はもっと相談所を利用すべきだと思います。
声を掛けられる、声を掛けれる場所を増やすことが、結婚に悩んでいる現在の独身者を救える方法だと考えています。

まとめ

今回のお話は、実は婚活に悩んでいる方というよりも、婚活指導をされている全国のアドバイザー様が、このくらいきちんとお話をして、相談者の背中を押してあげて欲しいという思いを込めて書きました。
参考になっていれば幸いです。

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